初心者が送るマシン紹介<ファナック ロボドリル α-t21iE>

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今回ご紹介するのはファナック様のロボドリルα-t21iEです。
ファナックといえば黄色い産業用ロボットアームが有名ですが、弊社にあるものはロボットアームではなく黄色いマシニングセンターです。
ロボドリルはファナック様の商品名で、小型マシニングセンターのことです。

ミーリング加工(面加工)、タッピング加工(雌ねじを切る加工)が得意なので、弊社では穴あけによく使用しています。
このロボドリルは2005年型のもので、主軸の最高回転数は24000rpm(一分間の回転数)で、弊社では最も速い回転数を誇るマシンのひとつです。
タレット式のATC(円盤状の刃物台)がついており、最大21本の刃物がつけられます。
x軸、y軸、z軸はグラフ計算でご存知の方も多いと思います。
工作機においては、刃物の方向でz軸が決まります。
立型マシニングセンターの場合は刃物が上下に動くので上下がz軸、左右がx軸、前後がy軸となります。
刃物台が品物の上でくるくると回り、刃物を選ぶと品物まで下りてくる様子は、黒電話のダイヤルを思わせます。
▼ロボドリル稼働動画
https://04auto.biz/brd/kobasei/001-m3m3Gx.download

担当オペレーターから
ロボドリルはタレット状の刃物台と軽快な動きで数もの(量産品)に強いマシンです。
大きいものができないのですが、穴あけも早く使い勝手の良いものなので小さいものを加工するのに愛用しています。

弊社唯一のファナック、本日もタレットをくるくる回し、忙しなく働いています。