初心者が送るマシン紹介<NC複合旋盤>

お世話になっております。
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このメールは名刺交換した方、過去にお会いした方にお送りしております。
▼今回ご紹介するのは、DMG森精機様のNC複合旋盤です。

旋盤は回転させた素材に刃物をあて加工する工作機械です。
NC旋盤はNC(Numerical Control)装置、即ち数値制御装置がついた旋盤で、プログラミングされた順序に従って自動的に加工する旋盤です。
では、NC複合旋盤は何が違うのか。

NC複合旋盤はNC旋盤に工具が回転する機能がついた旋盤のことです。
フライス盤のように工具が回転することで、面加工や複雑な形状の製品を設備1台で加工することが出来ます。

※ここから画像が90°回転してしまっています。原因究明中です。
お手数をおかけしますが、ご購読の皆様の方で首をかしげてご覧いただきますよう、お願い致します。

▼弊社では棒状素材の筒部分に穴を開けたりしています。

▼このタレット型の刃物台の一部に回転機能がついています。

▼刃物ひとつひとつにクーラントのチューブがつけられています。

クーラントというのは冷却液のことですが、切削機の場合は水溶性切削油剤のことを指し、冷却液の役割の他、潤滑油の役割を果たします。
加工点を潤滑・冷却することにより、加工精度や表面粗さ(あらさ)(表面の細かい凹凸をなくすこと)を向上させ、工具の磨耗を抑制することができるので、クーラントは切削機を使用するうえで重要な役割を担っています。
また、切り屑を加工工具や被削材から洗い流し、切り屑による加工不良の発生を抑えます。

切削油には油性切削油と水溶性切削油がありますが、油性は切削性能を向上させることを優先したもので、水溶性には加工時に発生する熱による機械の熱変形の防止冷却を優先したものです。

次回からはマシニングセンタの紹介になります。
弊社のマシンの半数以上はマシニングセンタですが、メーカーや型番によってさまざまな機能がありますので、違いも含めお楽しみください。

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