地元に会社の種をまく

コバセイは毎年「さがみはらこどもアントレプレナー体験事業」に協賛しています。
この事業は、小学生と高校生を対象に、初めて出会う仲間と
会社設立、事業計画書の作成、資金調達、仕入、製造、販売、決算
という起業のプロセスをグループワークで疑似体験するものです。

このプログラムには
1、 会社や経済の仕組みを知る
2、 失敗をおそれずに挑戦できるこころを養う
3、 自分の考えで行動できる力を養う
4、 チームワークの大切さを知る
5、 お金の大切さを実感する

この5つの狙いがあります。

▼グループワークの流れ

〇会社設立
子どもたちはまず班ごとに分かれて会社の役職を決定し、会社の組織や仕事について学びます。
〇事業計画書の作成
つぎに、販売商品、製造個数、価格等を検討し、
どれくらい利益を得られるか考えながら、役職に責任を持って計画書を作成します。
〇銀行との融資交渉
作成した事業計画書をもとに銀行に融資交渉をします。
〇仕入れ
商品やサービスを提供するための材料を購入します。
〇商品製造、準備
購入した材料で商品を製造し、販促ツールも作成します。
〇商品販売、サービス提供
市内商業施設(今年度はアリオ橋本様)にお店をつくり、実際に販売会を行います。
〇決算
決算報告書を作成し、銀行へ借入金を返済して利益を配分します。

こうして事業の最後には保護者や実行委員など沢山の方々の前で成果を発表し、終了証を授与されます。

また高校生向けのジュニアアントレの開催や、OBの大学生がサポートに参加など、
吸収の良い時期の子どもたちに積極的に学びの場を提供しています。
この事業の事務局を務める相模原産業創造センター様では
地元密着型採用(就職)支援サービスサガツクナビ」も提供されていて、
相模原市、近隣地域の大学、支援機関等と連携し、地元企業と学生の出会いの場を創出するイベントや
WEBサイトなどを通じた企業情報の発信などを行っています。

9月10日(土)も「地元企業経営者と学生の交流会」が開催されます。
交流会では、
・参加企業による自社紹介・
・名刺交換の手順やマナーを学びつつ名刺交換会
・今年4月入社のOBによる就活体験談
・質疑応答を通じた交流会

などが行われます。

相模原の未来の事業者を学生の頃から育て、地域に根差した就職を支援する。
10年以上の協賛を続けてきた子どもアントレから、相模原で育ち相模原で企業する、
共に仕事ができるパートナーが生まれるのを心待ちにしております。

▼子どもアントレバナー

 

事務局:さがみはら産業創造センター
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