初心者が送るマシン紹介<フライス盤>

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切削機器初心者講座で、前回は汎用旋盤をご紹介しました。
材料を回転させて刃物を当てる、手動鉛筆削りと同じ構造なのが汎用旋盤でしたね。
今回ご紹介するのは材料を固定して刃物を回転させる、フライス盤です。

▼第2回目マシン紹介は、立型(たてがた)フライス盤です。

(作業台にされているところを撮影させてもらったので盛大に荷物が乗っています)
フライス盤はミリングマシンとも呼ばれ、テーブルの上に材料を固定して、ドリルやリーマー(開けた穴の中を滑らかにする工具)、タップ(ねじ穴を開ける工具)などが回転しながら加工を施す切削機です。
旋盤が円筒加工に適しているのに対し、フライス盤は角材も加工できることから、旋盤ではできない加工も可能になります。

主軸が地面に対して垂直(下向き)のフライス盤を立型フライス盤といい、立方体素材などの平面加工、R面の加工ができます。
R面加工とは、角のとがったところを丸く面取りする加工のことで、煮物を作る時の野菜の面取りする部分と同じです。

▶フライス(円盤、もしくは円筒状の外周に刃ものをつけたもの)です。
ここを回転させ、平面・溝などの切削加工を施します。

▼その下にあるのがバイス(万力)です。ここに材料を挟み固定します。

▼棒状ハンドルがニー送りハンドル、そのすぐ上にある丸いハンドルがサドル(テーブルの下の支え)手送りハンドル、左上のハンドルがテーブル送りハンドルです。

レバーの下に一本足が見えます。
この足がついているフライス盤をヒザ型といい、足のこともニー(ひざ)と呼びます。
このヒザがあることによって本体ごと上下することができます。
フライス盤の主軸頭が上下に動くものをベッド型、ニーが上下に動くものをヒザ型と呼ぶのですが、このフライス盤は主軸頭もニーも動くので、ベッド型とヒザ型どちらとしても使用することができます。

旋盤、フライス盤と、初心者でも理解しやすいマシンから紹介して来ましたが、いかがでしたでしょうか。
まだまだ弊社には更にハイスペックで大きくてイカしたマシンが控えておりますので、筆者が勉強してからまたご紹介したいと思います。
ご購読ありがとうございました。

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