今月、エフエムさがみのラジオ番組にて、
相模原商工会議所の役員・議員企業を紹介する時間が設けられることになりました。
コバヤシ精密工業の放送は、3月13日の昼、15日の日曜朝、
そして28日の土曜夜と、計3回に予定されています。
【ラジオ放送スケジュール】
•3月13日(金) 13:30~13:54
•3月15日(日) 07:30~07:54
•3月28日(土) 21:00~21:24
▼相模原商工会議所インフォメーション
https://fm839.com/program/p00000360
この機会に、私たちが長年拠点を置いてきた相模原という街の産業構造と、
企業間の連携について改めて振り返ってみたいと思います。
コバヤシ精密工業と相模原商工会議所の縁は古く、
私たちはこれまで市内の多くの加盟企業と手を取り合って事業を展開してきました。
実際、自社で切削加工を行い、板金や塗装、研磨、表面処理といった工程については、
市内の専門企業へ外注することが日常的に行われています。
また、他社にない設備や技術が必要な局面では、自社が請け負い、互いの設備を補完し合うことも珍しくありません。
このように、各工場が専門性を活かしながら協力して一つの製品を作り上げる仕組みを、「仲間まわし」といいます。
かつて市外のお客様から「相模原は市内で仕事が完結してしまうため、
なかなかこちらまでチャンスが回ってこない」と言われたことがありますが、
それはまさに、血の通った製造ネットワークが根付いている証拠と言えるでしょう。
こうした産業の集積には、相模原市が歩んできた明確な歴史的背景があります。
戦後の混乱期を脱した昭和30年、相模原市は「工業立市」を掲げて工場誘致条例を制定しました。
これにより大企業の進出が相次ぎ、関連する中小企業も続々と工場を開設したことで、
組立型加工業を中心に高い技術力を有する全国有数の内陸工業都市としての地位を確立しました。
さらに平成に入ってからは、バブル崩壊後の経済低迷に対応すべく
「株式会社さがみはら産業創造センター」を設立し、平成17年には新たな誘致策「STEP50」を策定。
奨励金の交付や税制面での軽減措置を講じるなど、市を挙げて産業基盤の強化に取り組んできました。
近年では、成長産業であるロボット分野を推進するため
「さがみはらロボット導入支援センター」を設置するなど、時代に合わせた振興策が続けられています。
▼さがみはらものづくり企業支援サイト
https://industry.city.sagamihara.kanagawa.jp/manufacturing-in-sagamihara-city/
このように、行政と企業が一体となって築き上げてきた歴史があるからこそ、
現在の「仲間まわし」の文化が維持されているのです。
この歴史ある相模原のものづくり技術と、共に歩む仲間たちを大切にしながら、
これからも真摯に製造業の発展に貢献してまいります。
