今回はコバセイに導入されたマシンをご紹介します。
3月末から導入された、OKUMA インテリジェント複合加工機MULTUS B300ⅡとARMROIDです。
MULTUS B300Ⅱは複合旋盤、ARMROIDは加工機ビルトイン型ロボットです。
▼MULTUS B300Ⅱ
2月に導入されたロボット、ヤマザキMAZAK EzLOADER10は、
既存のマザックマシンに簡単に取り付けられ、使用する時だけマシンの前に移動させて稼働できることが強みです。
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▼EzLOADER10
対してOKUMA ARMROIDは加工機と一体化することで省スペース化、簡易化に成功した、
工作機械とロボットの融合を実現させた製品です。
従来ロボットを導入するには、操作の難しさなどハードルが高いイメージがありましたが、
工作機械と一体化させることで、ひとつのNC画面で工作機械と同じように扱えるため、
オペレーターが誰でもロボットを扱うことができるようになりました。
また、ロボットアームがマシン内に取り付けられていることで、
切粉の清掃をしたり加工品の支えをしたり、独自の加工も可能です。
近年、ものづくり業界全体の問題として、作業者の高齢化や、人手不足があげられます。
世界のものづくり技術も上がりつつあり、日本の仕事が海外に流れていることも多々見受けられます。
しかし、ロボットとの共存により、日本のものづくりはまだまだ世界に貢献して行けます。
日本のものは日本で作る。それが最も確実で精密なものづくりになり、業界全体を盛り上げる術です。
昼間は人が作業し、夜間や休みの日はロボットが作業するだけでも、生産数はあげられます。
単純作業はロボットが、高度な作業は人が担うことで、人もまた自らの技術を磨いてゆけるのです。