初心者が送るマシン紹介<MILLAC 511V>

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今回ご紹介するのは、大隈豊和様のMILLAC-511Vという立型マシニングセンターです。

511Vは97年製のマシンで、弊社では扉のあるマシニングセンターの中で最も古いマシンです。

工具は30本までつけられ、1分間に20-4000回転します。
得意とするものは量産品で、特別な治具(品物の加工を案内、制御する道具)を使い、一度にいくつもの品物を一つの機械で加工します。

▼治具

この治具も何種類もあり、向きや取り付け方によって精度が出なくなってしまうので、細心の注意が必要となります。

▼しまってある治具

「揃って並べられている様子は板チョコみたいだよ」との社長談もあります。

▼治具の上に、削られる前の素材が取り付けられています。

担当オペレーターから
「弊社には大隈豊和さんの機械が多いので慣れていて使い勝手は良いです。
ただ511Vは古いマシンなので、プログラム容量があまりありません。
容量を補うためにPCを繋いで外部出力で指示を入れているので、たまに熱によってPCが固まっちゃったりすると、マシンも止まってしまうんです。
こまめに整備し、PCエラーで止まってしまうのも愛嬌として付き合って行きたいと思います。」