さて、早速ですが告白があります。
実はコバセイメルマガサービスの筆者は、切削加工について全くの初心者です。
目標は弊社の最新マシン自慢をメルマガでお送りすることですが、
最新で多機能なマシンを紹介するには、残念ながらまだまだ知識不足です。
そこで、ご購読頂いている方にも切削機初心者様はいらっしゃると思いますので
初心者講座と題しまして、シンプルなものから簡単にご紹介することに致しました。
最終的には最新マシンを堂々と紹介しますので、同業者様はどうか温かい目で
見守っていただければと思います。
▼第一回目マシン紹介は、汎用旋盤です。
旋盤とは、手動鉛筆削りのように材料を回転させ、送りながら刃物を当てて加工を施す切削機です。
円筒削り (外丸削り) ,中ぐり、端面削り (正面削り) 、ねじ切り、テーパー削りなど多くの回転円の加工ができます。
鉛筆の塗装部分が円筒、内側の芯の方が中ぐり、持ち手側の六角形になっているところが端面と考えるとわかりやすいですね。
ねじ切りは、ねじのギザギザした部分を掘ることです。
テーパー削りは鉛筆の先のように、円柱を円錐にする加工です。
▼これが面板(チャック装置)。材料を固定して回転します。
▼そして反対側にあるのが心押(しんおし)台(だい)。ドリルや刃物を取り付けます。
▼一番大きなレバーが縦手送り用ハンドル。刃物を材料に近づけるハンドルです。
その斜め上にあるのが横手送り用ハンドル。刃物を前後に動かします。
奥には自動送りレバーやハーフナットレバーなど操作レバーがついていますが、今回は簡単な説明なので省略させてください。
弊社には円筒加工のプロフェッショナルも在籍しておりますので、旋盤の詳細なご案内や、まるもの加工をご検討の際は是非ご相談ください。
また、状況を見次第ではございますが、工場見学のご予約も承っておりますので、実際に動かしている様子もご覧いただけます。
私共で何かお役に立てることがございましたら、遠慮なくお申しつけ下さい。