2026年7月2日に行われた相模原市の市長定例記者会見の終盤において、地域に根差した環境への取り組みとして、
当社のポータブル通信電流計「エニマス」と市役所本庁舎での実証成果が紹介されました。
▼令和8年度 7月定例記者会見(令和8年7月2日)
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/1026709/mayor/1009760/1035149/1035705.html
相模原市との協働は、2024年4月に締結された
「相模原市役所本庁舎の電気の見える化実施に関する協定」にさかのぼります。
この協定は、本庁舎における電力使用量を可視化して省エネルギー化を推進し、
市民や事業者の脱炭素意識を高めること、そして認定事業者の優れた技術力を
相模原発の製品として発信することを目指したものです。
▼相模原市役所本庁舎の電気の見える化の実施に関する協定 締結式

▼【相模原市】トライアル発注認定製品「エニマス」を活用して、市役所本庁舎で電力見える化チャレンジを実施します!
https://industry.city.sagamihara.kanagawa.jp/cat_info/trial_enimas/
当社は相模原市トライアル発注認定製品である「エニマス」を51台無償で貸与し、
本庁舎の空調機械室等に設置。電力使用量の詳細な計測と把握を行いました。
その結果、照明のLED化によって電気使用量が約60%削減され、
空調設備の更新によっても約40%削減されるという明確な数値が得られ、
設備の改善や効果の検証に寄与することができました。
▼市長面会資料
実は「エニマス」という製品は、当社自身が過去に直面した省エネルギー活動での課題が大きな起点となっています。
かつて市の中小企業向け補助事業を活用して省エネに取り組んだ際、
思うように削減成果が表れず、市の担当者とやりとりを繰り返した経験がありました。
自社で節電に努めていても、なぜ使用量が減らないのか、どこに無駄が潜んでいるのかが見えない苦しさ。
その葛藤と手探りの試行錯誤から、
まずは電力使用の現状を正確に把握するためのツールが必要不可欠である
と痛感し、開発へと舵を切った経緯があります。
そうした泥臭い現場の気づきから生まれた製品が、時を経て
「メイド・イン・相模原」のソリューションとして市庁舎の節電に貢献するに至ったことは、
当社にとっても深い意味を持ちます。
▼令和7年度トライアル発注認定製品 ポータブル通信電流計
industry.city.sagamihara.kanagawa.jp/cat_info/r7trial-no12/
市長面会の場で当社代表の小林が語ったように、
相模原市は今後データセンター等の集積に伴い、電力消費が飛躍的に増大する局面を迎えます。
成長が進む一方で、適切な環境対策を講じなければ大量のCO2を排出する都市になりかねないという懸念も存在します。
ゼロカーボンシティの実現に向けては、インフラの拡充と並行して、
徹底した脱炭素努力と継続的な省エネ活動が不可欠となります。
エネルギーを消費し続ける限り、環境と電力にまつわる課題は日々の暮らしや事業活動に付き纏い続けます。
当社はこれからも現場の課題に寄り添う「節電の強い味方」として、着実な環境対策を支える取り組みを続けてまいります。

