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7月に入り、相模原では真夏日(気象庁定義で30℃以上)が続いています。
来週からは猛暑日(気象庁定義で35℃以上)が続く予報で、恐れていた酷暑の到来となりました。
そしていよいよ、コバセイでは7月より「100万円節電チャレンジ」が開始されました。
徐々に上がる電気代、会社全体の電気使用量は毎年さほどの変化はないのですが、
調査の結果、2年前の2.15倍の電気代がかかっていることが判明し、
今年は毎月100万円以上の支払いが発生していました。
自社アプリENIMAS PROで会社全体の電気使用量をカテゴリ別にグラフにしてみると、
工作機械、コンプレッサーを押しのけて最大の使用量を誇るのがエアコン。
快適な春や秋のエアコンの電気使用量は全体の3~4%ほどですが、
冷暖房が大活躍する夏や冬の空調は全体の40%を占めます。
▼今年2月の電気使用量
そこで、コバセイではこの空調代を年間100万円削減するチャレンジがスタートしました。
これまでも、コバセイでは電気の無駄がないかENIMASで会社中を調べて改善してきました。
換気ばかりして吸気できていなければ、換気扇に負荷がかかることがわかり、外に続くドアが重くなるほどの換気はやめました。
また、フィルターが根詰まりしていれば空調も余計な負荷がかかるので、空調のフィルター掃除も行いました。
他にも対策をしてきましたが、上記2つの問題からわかることは「差分を減らせば節電できる」ということです。
夏の対策は「外気温と室温の差分を減らす」ことになり、エアコンを30℃設定にしました。
しかし、ただエアコンを30℃にするだけでは熱中症患者が続出するだけです。
そこで導入したのがhap株式会社様のCOVEROSS®︎COOL1.5のポロシャツ。
吸収速乾、接触冷感など10の機能を搭載したポロシャツは、
特殊な繊維に注水することで、肌と服の間を気化熱で冷却させる機能がついています。
各部署に扇風機を設置し、物理的に風通しの良い会社にすることで、ポロシャツを最大限活用できる環境にしました。
3日にhap株式会社様からポロシャツの取扱い説明があり、
4日には相模原市SDGs事業”まなべるトラベル”でツアーの方々がコバセイのSDGs活動を見学にいらっしゃいました。
社員全員が新しい制服着用で、食堂は送風でお出迎えの全社SDGs体制です。
ツアーではENIMASについての紹介、ENIMASでどのような節電効果が得られたか、相模原市との共同プロジェクトで、
希望される企業に出向き、ENIMASを取り付け、電気代削減メニューをコンサルする予定などをお話ししました。
工場や検査室なども見て回っていただき、24時間稼働していた昇圧器にブレーカーを付けたことや、
コンプレッサーを2台稼働にした方が電気代が低くなったこと、
協働ロボットを導入したことで夜間稼働も可能になったことなどを、実際に見ていただきながらお話しもしました。
▼hap様ご来社
▼相模原SDGs事業「まなべるツアー」
100万円節電チャレンジはまだ始まったばかりですが、今後も日々どのような状況なのか
実況していきたいと思いますので、この夏のコバセイの挑戦を是非最後まで見守っていてください。