今まで誰にも知られず24時間365日電気を食べ続けていた、とんでもマシンがいました!
コバセイでは会社の配電盤全てに自社製品のポータブル通信電流計ENIMASを取り付け、
アプリENIMAS PROによって設置した全てのENIMASのデータを統合して、
カテゴリ別に電力管理をしています。
▼ENIMAS
現場にも勿論ENIMASが設置されていたのですが、今まで誰にも知られず
24時間365日電気を食べ続けていたマシンを発見しました。
それが、五軸加工マシニングセンタの裏にあった、配電盤とは別稼働の昇圧器です。
▼昇圧器
この五軸加工機(DMG DMU50)はドイツメーカーのマシンで、通常200Vで動く日本製のマシンとは異なり400Vの通電が必要です。
そこで昇圧器を取り付け、日本の配電でもマシンが動かせるようにしてあったのですが、
この昇圧器の電源は配線上落とすことができず、マシニングセンタの電源が落としてある時間も、ずっと稼働を続けていたようです。
▼DMG DMU50…五軸加工マシニングセンタ
退勤後や毎週2日の休業日、必要ない時間もずっと動き続けて十何年。
今月改めて昇圧器にENIMASを取り付けてから、この昇圧器だけで年間40万近くの電気代がかかっていることが分かりました。
これを放置しておいて「我々は電気も削れる、切削のプロです!」とは名乗れません。
さっそく昇圧器単体にブレーカー電源を取り付け、今後は担当オペレーターが退勤時に
マシニングセンタと一緒に、昇圧器の電源も落とすことになりました。
▼設置された昇圧器のブレーカー
ENIMASによって、設備のどの機械が実際いくらの電気代を消費しているのか、
また、会社全体で電気の使用量があがる時間がいつ頃なのかを把握することによって、大幅な節電効果を生むことができます。
6月から大手電力7社が電気代を値上げするので、いよいよ節電に本腰を入れなくてはいけない企業様が殆どではないでしょうか。
コバセイではそんなみなさまに向けて、6月16日(金)電気の見える化セミナーを配信致します。
金属加工業のコバセイが現場や事務所でどのような節電対策を行っているのか、具体例を挟みつつお伝えして参ります。
「電気の見える化セミナー」
日時:2023年6月16日(金)
13:30~14:15
場所:zoomにて開催
料金:無料
お申込みはこちら(googleから開いてください)
皆様のご参加を心よりお待ちしております。