学生さんから見たコバセイ

コバセイでは学生さんの工場見学、職場実習の受け入れを行っています。
先週も短大の学生さんに3日間職場実習をしてもらいました。
現場では、実際の製品をマシンから脱着したり、バリ取りをしてもらいました。
学校でも工作機の実技はあるそうですが、
「学校の課題と製品は責任の重さが全然違う。
現場の緊張感のある空気を肌で感じられてよかった。」

と話していたのが印象的でした。

検査室、組立室では、画像寸法測定器や三次元測定機での測定と、
ゲージでの手作業の検査、磨き作業をしてもらいました。
生産側には軽く見られがちな検査ですが、品質保証の観点では重要なのが検査です。
「悪いところを探すのではなく、良いものの基準を満たしているのか見極めることが重要だ」
と検査課リーダーは話します。
彼らが加工者になった時に、この検査、組立体験が視野を広げてくれることを祈ります。

また体験だけでなく、協力会社さんへの訪問や、コバセイの開発製品について知ってもらう時間も取りました。
将来どんな職に就きたいか聞いたところ、「人を喜ばすものづくりをしていきたい」と話してくれました。
夏休みのうちに3~4社実習に回り、冬休みにも実習予定があるそうです。
彼らがどの会社でどんな仕事に魅力を感じ、今後どんなものづくりに携わっていくのかはわかりませんが、
同業者として一緒に仕事ができる日が楽しみです。

▼会社説明の様子