町工場コバセイの技術が企業の脱炭素化・カーボンニュートラルに貢献するとして神奈川新聞に掲載されました。
▼神奈川新聞(会員制)
https://www.kanaloco.jp/news/economy/article-1020815.html
注目の技術は、ポータブル通信電流計ENIMAS。
電力消費量や二酸化炭素の排出量を”見える化”して製造業のカーボンニュートラルを支える製品です。
▼ポータブル通信電流計ENIMAS
https://enimas.jp/top.html
記事には、コバセイの現場に1日の電力消費の10%を占める機械があることが、測定するまでわからなかったことや、
ENIMASで節電に取り組み、今年の1月~7月で51,000kWhの削減
(金額にして150万円、CO2排出量にして22t)に成功したことなどが記されています。
コバセイの節電成功体験は、特別なことをしたわけではありません。
また、電気の無駄遣いの目立つ会社だったわけでもなく、
ENIMAS導入以前からクールビズ・ウォームビズを心掛けるなど、節電の意識を持った普通の会社でした。
ENIMASで見えたことをひとつずつ改善して、30名弱の社員一同で節電に取り組んだことで、
やみくもな節電努力から確実な節電に切り替えた結果が、やっと現れて来たのです。
コバセイで見えなかったものは大食らいのマシンがあったことだけではありません。
24時間365日稼働し続けていた昇圧器がいた
コンプレッサーやエアコンは1台が全力稼働しているよりも、複数台が余裕をもって稼働していた方が省エネ
それぞれの機械の稼働電力・待機電力
一日のうちの電力消費ピーク時間
夏の冷房、冬の暖房は全体の電力消費の4割を占める(激増の理由)
▼ある冬のコバセイの電気使用割合(専用アプリENIMAS PRO)
電気料金は1年のうちの最大使用量を基準に決まります。
普段はそこまで使っていなくても、猛暑日に冷房も現場の機械もフル稼働!
なんて日を基準に電気料金を値上げされてしまうというシステムなのです。
このピークをどうにか平坦にできれば、電気料金は驚くほど抑えられます。
つまりコバセイの場合は、
1. 機械の電源をこまめに消す
2. フィルター掃除をしたり仕事を分散させて機械の負荷を減らす
3. 真夏と真冬の空調を制する
大まかに分けて、この3点で電気代を節約できるということがわかりました。
7月から9月は #100万円節電チャレンジ と称して、冷房を外気温-7℃に設定してエアコンの負荷を減らし、
全社に支給された冷感シャツと扇風機で夏を乗り切りました。
冬にはまた新たに、暖房節電チャレンジが始まる予定で着々と準備が進んでいます。
詳細がわからず電気代が上がって行く恐怖から逃れるには、見えざる敵を見えるものにするに限ります。
コバセイの成功体験はどの企業にも体験していただけるものです。
コバセイの節電ポイントは、これからも見つけ次第みなさまにお伝えして参りますが、
あくまでこれはコバセイで見つかった問題解決法をお伝えしているだけです。
節電ポイントは会社ごとに違ってきます。
ぜひENIMASで電気の”見える化”をして、『貴社の見えざる敵』を倒してください。
▼弊社パレットチェンジャー付5軸加工機の電気使用状況(専用アプリ ENIMAS)
コバセイはENIMASで企業良し、地球良し、環境良しの三方良しを目指して参ります。
ENIMASの利用で節電できて企業が嬉しい、節電効果でCO2排出量が減って地球が嬉しい、
ENIMASの利益で森林育成支援をして、CO2吸収が捗って環境が嬉しい。
そんなサーキュラーエコノミーの一員になってくださる方を、我々は心から歓迎致します。