6月30日、コバセイ社長、広報は相模原商工会議所の工業部会主催で
経営支援セミナーに講師としてお話ししてきました。
題して「1.5万人のフォロワーを持つ町工場が話す、SNSを活用した企業戦略とは?
SNSを活用することで広がるビジネスチャンス」
小林社長がSNS導入までの経緯や目的、導入成果や今後の目標を話し、
広報が具体的な活用方法や効率的な運営、注意点について話しました。
▼セミナーの様子
ところが、大人数の前で話すことに慣れていない広報は、
社長に話を振られてもろくに話すことができず、広報個人としては不完全燃焼に終わりました。
そこで今回は自陣のメルマガにて、話せなかったことを書き連ねようと思います。
今週は社長に申しつけられたメルマガ内容とは異なるかもしれません。
コバセイでは今まで、自ら赴いて営業するスタイルが取られていましたが、
新型コロナウイルス蔓延で人との接触が避けられる時代になり、
SNSを導入することになりました。そこで採用されたのが広報です。
広報は広報業務をしたことはありませんでしたが、個人的に活用していた
SNS実績を添付し履歴書を送ったところ、興味を持たれ入社することができました。
▼プレゼンデータ1
入社時に社長と自分の目標を擦り合わせてこれまで運営してきましたが、
運営方針が噛み合わずに口論をしたこともありました。
会社の目的として、SNSは同業者・設計者と繋がり、仕事に繋げるものであり、
開設当初からの「他業種とも交流を広げる」広報のやり方は、社長には無駄な仕事と思われました。
しかし、今は知名度を上げることが先決であること、フォロワー数を増やし、
市場を拡げてからの方が最終的に仕事に繋がる方と繋がりやすいことを話し、
現在は業種問わず1.6万人のフォロワーを獲得しました。
毎日他社様とふざけたやりとりをして、興味を持たれフォロワーを増やし、
毎日仕事内容を投稿することで、承っている仕事、会社の設備を見て見積り依頼が来るようになりました。
▼プレゼンデータ2
会社の目的はあくまでも、コバセイの名を世界に轟かせ、メーカーとして大きな仕事を成し遂げることです。
それでも、どんなに目的に近づいたとしても、SNS開設当初から応援してくださる方、
共に頑張ってきた他社のSNS担当者様は蔑ろにしてはいけないかけがえのない存在であり、
引き続き「おもしろくあり続ける」ことがコバセイSNSの使命と考えます。
終始真面目に仕事をしていても、会社の理念として掲げられている
「世の中をあっ!と言わせる」を実現することはできません。
▼プレゼンデータ3
SNSは製造業にとって直接市場になるところではありませんが、
この2年でコバセイを知る人を各段に増やすことができました。
これからも、「ユーモアは冴えてて仕事もきっちりこなす!世の中をあっ!と言わせる会社」
にすべく、広報は会社を巻き込み全力でふざけて参ります。
メルマガを読んでいるコバセイ社員のみなさんも、
これからも広報の企画を時に暖かく、時に嫌々受け入れていただければと思います。
ご購読のみなさま、社長、社員のみなさま、これは広報からの「もっとやってやるぞ」という挑戦状です。
今後ともコバヤシ精密工業を宜しくお願い致します。