さて、今月6月13日は『はやぶさの日』として、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設がある4市2町
(秋田県能代市・岩手県大船渡市・神奈川県相模原市・
長野県佐久市・北海道大樹町・鹿児島県肝付町)
で組織する「銀河連邦」(本部:神奈川県相模原市)が制定しました。
その中の神奈川県相模原市にあるJAXA相模原キャンパスは
コバセイから自転車で10分程度のところにあります。
コバセイは、初代はやぶさプロジェクトに続いて
はやぶさ2プロジェクトにも携わり、先日6月6日、
日刊工業新聞社様に掲載されました。
▼会社の掲示板
新聞取材に応じたのは製造部の内山幸也(通称うっちー)。
小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」で採取した
試料の分析補助装置を、設計から開発、製造、完成まで担当しました。
▼分析補助装置
うっちーの入社理由は、コバセイが初代はやぶさプロジェクトの
カプセル開封作業に携わっていた企業だったからです。
宇宙関連のプロジェクトに携わりたいと思っていたうっちーにとって、
はやぶさ2プロジェクトの業務は夢の案件でした。
それまでは製造部長の補佐として業務に携わっていましたが、
今回はうっちーひとりで一からの製作。
設計から完成まで苦労は絶えなかったと言います。
金属加工業の設計なので、使いやすさだけでなく、
この設計で現場の先輩社員が作りやすいか、
効率の良い工程を組めているかも考えなければなりません。
しかし、この経験が加工のしやすさの重要性を実感させ、
うっちーの設計には今も確実に活かされています。
リュウグウ試料分析が始まってまもなく1年、分析結果の成果発表が近づいている現在、
うっちーはJAXAの新たな仕事を担当し、悩みつつも設計をこなしています。
まだまだ入社5年の若手なので、設計だけでなくちょっとした配送にも行きますし、
勉強のためにさまざまな会議やセミナー、展示会に同席していたりします。
どこかで弊社の内山を見かけたら、「うっちー!」と声をかけてみてください。
コバセイの未来を背負った若手社員のひとり、
うっちーが日々切磋琢磨しているのを応援していただければと思います。
▼うっちーと感謝状