
4月21日は、国連が定めた国際デー
「世界創造性とイノベーションの日(World Creativity and Innovation Day)」です。
2017年の国連総会で制定されたこの日は、持続可能な開発や社会が抱える課題を解決するために、
個人の創造性や革新的なアイデアがいかに重要な役割を果たすか、
その意識を高めることを目的としています。
この国際デーは、2002年に世界50カ国以上で初めて祝われたことに始まります。
その後、2006年には4月15日から21日までの1週間が
「世界創造性とイノベーションウィーク」と定められました。
その初日にあたる4月15日は、発明家レオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日です。
芸術と科学の境界を超えた創造性の象徴であるダ・ヴィンチ。
彼は画家でありながら、ヘリコプターの原理を考案した発明家としての顔も持っていました。
日本で4月15日が「ヘリコプターの日」とされているのも、彼の功績に由来します。
異なる分野が互いに刺激し合い、高め合うことで新しい価値が生まれる、
その姿勢こそが、現代に求められるイノベーションの原点です。
「イノベーション」という言葉は、日本語では「技術革新」と訳されることが多いため、
一般人には思いつきもしないような、高度な発明のように感じられるかもしれません。
しかし本来の意味は、新しい思い付きや手法を取り入れ、現状を「刷新」し、「一新」することにあります。
たとえ小さなことでも、新しいアイデアを形にすれば、それは立派なイノベーションと言えます。
弊社のような金属加工の現場も、まさにこの創造性とイノベーションの連続です。
創業から45年、鉄やステンレス、アルミニウムといった素材に向き合い、
設計から製造、検査、組立までを自社で一貫して引き受けてきました。
図面通りに削るという基本を大切にしながらも、
「どうすればより精度を高められるか」「どうすれば不可能な形状を形にできるか」と、
日々新しい手法を模索し続けています。
また、お客様のご要望から材料、工程、あらゆる面からのコストカット、
納期短縮のご提案もさせていただいております。
その積み重ねの先に、私たちの技術は宇宙へと繋がりました。
航空宇宙産業の品質基準であるJIS Q 9100を取得し、
JAXAとの共同作業を通じて「はやぶさ」や「はやぶさ2」といった歴史的プロジェクトに参画。
そして現在は、土星の衛星タイタンを目指す探査計画
「ドラゴンフライミッション」にも携わらせていただいています。
宇宙探査機に求められる極限の品質は、今や産業用ロボットや精密機器の部品製造にも
惜しみなく注ぎ込まれ、私たちの身近な未来を支える力となっています。
▼はやぶさプロジェクト

▼はやぶさ2プロジェクト

コバセイの企業理念は、金属加工で「世の中をあっと言わせる」こと。
45年という歳月は、単に過去を守るための時間ではなく、
未来の不可能を可能にするための「揺るぎない土台」を築き上げる時間でした。
私たちは、自分たちを単なる「下請け」だとは思っていません。
培ってきた技術と情熱を武器に、自社から世界へ、
新しい価値を直接届けていきたいという大きな野望を抱いています。
これまで人類が「小さな気づき」を積み重ねて発展してきたように、
私たちもまた、金属という素材を通して、未来の当たり前を形にしていきたい。
創造力に限界がないように、私たちの加工技術にも限界はありません。
これからも新しいアイデアを形にすることを楽しみながら、
世界を驚かせるような革新を、ここから発信し続けてまいります。
