今回は我々第二次産業(製造業)が求める情報を提供する事業者様についてご紹介します。
加工業には欠かせないのが設計図です。
設計者が作ったデータ(3D)を元に製図者が図(2D)に起こし、見積りを出すのが今までの流れですが、
この流れに革命を起こしたのが株式会社ミスミグループ本社様です。
3D CADデータをアップロードするだけで、見積、発注、製造まで行うことを可能にした
プラットフォーム”meviy”を開発しました。
2Dの図面を起こす手間が省けるほか、その場ですぐに見積りが出るので時間もかかりません。
このプラットフォームによって、図面・納期・品質の管理にかかる工数を大幅に削減できるのです。
また、図面作成時のミスや品番のつけ間違いも防ぐことができます。
▼meviy(クリックするとmeviyのページを開きます)
また、カーボンニュートラルに向けて、新しいサービスが展開しようとしています。
三井物産株式会社様 鉄鋼製品本部では、脱炭素プラットフォーム事業”e-dash”が始まっています。
今後カーボンニュートラルに向けて、すべての企業に対してCO2排出量の開示要請が強まってくる可能性が高く、
その中でも既に開示要求が高まってきているのが、個社の製品辺りのCO2排出量です。
そこで製品辺りのCO2排出量を信頼性のある数字として、簡易に算出し可視化するプラットフォームを開発しました。
併せて企業を支援するサポート事業の実施も検討しているそうで、各企業が抱えるニーズを今後もヒアリングし、
事業として日本の技術アピール、支援をしていきたいとのことです。
▼e-dash(クリックするとe-dashのページを開きます)
現在コバセイでも受注生産・生産管理システム、工作機械監視システムを導入し、工程管理を行っています。
更に自社製品の省エネアセスメントツール”ENIMAS”で
マシンそれぞれの使用電力、CO2排出量、機械の稼働状態を計測しております。
これらを3つのシステムをリンクさせることで、製品辺りのCO2排出量も可視化することができます。
▼ENIMAS(クリックするとENIMASのページを開きます)
情報がサービスになる現代、コバセイが削れるものは金属だけではないと考えます。
自社製品ENIMAS、そして毎月の設計セミナーなど、
情報によってお客様のコストやCO2排出量も削っていきたい。
第二次産業ですが、コバセイは製造業らしく情報と向き合い、時代に合わせた企業として邁進して参ります。
🎍お知らせ🎍
本年度の業務を、12月28日(火)をもちまして本年度の業務を終了致します。
新年は1月4日(火)より、平常通り営業させて頂きます。
来年も変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。