航空機と飛行機のちがい

飛行機航空機、同じ意味で使っていませんか?
実は似たようなイメージをもたれがちですが実は違う意味の言葉です。
航空機というのは、空を飛ぶ乗り物の総称です。
航空機を分類していったものに飛行機、ヘリコプター、グライダー、飛行船などがあります。

一般的な分類では、空気よりも軽いものを軽航空機といい、空気よりも重いものを重航空機と言います。
さらに軽航空機のうち、エンジンがないものが気球エンジンがあるものが飛行船となります。
重航空機のうち、固定翼機の中にいるのが飛行機回転翼機の中にいるのがヘリコプター揚力に寄らず推力のみで飛行するものの中にロケット等があります。

▼航空機分類

また、航空工学では航空機として扱われているのに、航空法では航空機に分類されていないものもあります。
パラグライダーハンググライダー気球などです。

では、ドローンはどうでしょうか。
200g以下のドローンは模型航空機に分類されます。
模型航空機はパラグライダー等と同様、高度の上限や空港周辺で飛ばしてはいけないなど、航空法は守らなくてはいけませんが、国家免許や滞空検査などは必要とされていません。
しかし、200g以上のドローンは模型航空機ではなく無人航空機に分類されます。
今は無人航空機の飛行ルールに関する航空法の規定で、国家免許や滞空検査はありませんが、2022年以降、ドローン産業推進のため、公的な資格機体認証や、運航ルールなど、飛行に関する制度が整備されてきます。

ドローンを飛ばすための整備がされてくると、使用者だけでなく、製造にも資格が必要となってくるようです。
コバセイでは飛行機部品製造の為2014年よりJISQ9100(航空宇宙・防衛における品質マネジメントシステム)を取得しておりますので、引き続き産業用ドローンのエンジンの製造をしてまいります。
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▼UAV専用エンジンBT-86

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