全ての電気利用者を救いたい

2月23日、神奈川新聞にコバセイが掲載されました。
https://www.kanaloco.jp/news/economy/article-971021.html
(有料記事のため一部のみ閲覧できます)

紹介いただいたのは、ポータブル通信電流計ENIMAS
本体を配電盤の扉に磁石で貼り付け、ブレーカーケーブルにセンサークリップを挟むだけで、
設備ごとの電力使用量・電気料金・CO2排出量をリアルタイムでアプリで確認することができる製品です。
大がかりな工事が不要で、一台で8設備の電気代可視化が可能なことから、中小企業でも導入しやすいとご好評頂いております。

もともとは、社内全ての照明をLEDに交換した際、どれだけの電気代が削減されたか確認するために開発された電流計でした。
世の中が脱炭素化社会に向けて動き出した時、アプリに契約の電力会社を入力すればCO2排出量も表示するよう開発が進みました。
おかげさまで、CO2排出量を提出しなければならない大手企業や製造業の方々にはご注目頂き、
日々お問合せに対応する日々となりましたが、最近では脱炭素化社会より身近な問題が浮上してきました。

それが、電気代高騰。大きなマシンを動かす工場はもちろんのこと、一般家庭でもその影響は著しく、電気代が倍になったなんて話も社内で出るようになりました。
コバセイでは日々20台を超える工作機械が稼働し、一日で何万円もの電気代がかかります。
電気の見える化が進んでいなかった頃は、社内全体の電気使用量を見るデマンド計が警報を出すたびに空調を切ったりしていましたが、
正直なところ、社内のどの機械が電気を食っているのかがわからないと、空調のON/OFFは焼け石に水状態でした。
確かに社内全体の電機使用量のしきい値を設定していれば、電気代が上がる基準に達する前に警報を鳴らして電力消費を抑えることができますが、
いつ警報が鳴るかもわからず、どの機械もどうしても止められないタイミングでピークに達してしまうこともあると思います。

▼コバセイに設置してあるデマンド計

ENIMASでは監視している機械それぞれの電力使用状況を毎分、毎時、毎日記録し、1年間保持しますので、
一日のどの時間に電気使用量があがるのか去年この季節はどれだけの電気を使用したかなど、
過去のデータから電気使用量のピークを探ることができます。
またENIMAS PROでは、接続設備全体の電力の動きや、予め設定したカテゴリ別の電気使用量もグラフで表示することができます。
購入後即座に電気代削減に役立つのはENIMASの強みです。



製造業ではなくても、工場はなくても、全ての電気代に悩む方の味方になり得るENIMASを今後ともよろしくお願い致します。