会社生まれの猫ちゃんのお話

昨日は特別な桃の節句。令和3年3月3日。
世間は鉄道会社の記念切符発行などで賑わっていましたね。
333は言い換えればみゃーみゃーみゃーの日。
良い機会なので、今回はコバセイで生まれた猫ちゃんについてご紹介します。
この子は『まんねちゃん』7歳、キジトラの男の子です。

▼まんね

遡ること2014年、ある日社長が車に乗ろうとすると、どこからか鳴き声が聞こえてきます。
不思議に思った社長が車を覗くと・・・
なんと車の下に生まれたての仔猫が1匹いるではありませんか。
慌てて車をどかそうとエンジンをかけると、車の中にも親猫と仔猫4匹がいたようで、親猫が飛び出してきました。

親猫は1匹の仔猫を咥え、さっと逃げてしまいました。残りの4匹は残されたまま。
集まってきた社員で、残された仔猫たちを動物病院へ連れて行きました。

▼残された仔猫たち

仔猫たちは特にケガもなくそれぞれ貰い手が見つかり、車の下にいた一等小さな仔猫は社員のSさんが引き取りました。

その小さな仔猫が、まんねちゃんです。
「まんね」というのは末っ子という意味で、仔猫の中で最後に生まれたであろうこと、Sさんのおうちに迎えられた三匹目の猫という意味でつけられました。

▼生まれたばかりのまんね

まんねは、生まれたばかりで2時間に一度ミルクを飲まなくてはなりません。
社長は、まんねを会社へ連れてくるように言いました。Sさんは毎日まんねを会社に連れてきて、仕事の合間にミルクを飲ませる日々を送りました。
社長は猫アレルギーでしたが、仔猫にはアレルギー反応がでなかったので、まんねを一緒にかわいがりました。

▼少し大きくなったまんね

そうしてすくすくとそだったまんねは、今はおうちでいい子でお留守番ができるようになり、今日もSさんの帰りを待っているのです。

▼大きくなったまんね