【メートル法交付記念日】
4月11日は「メートル法交付記念日」です。
1921年(大正10年)、改正度量衡法(かいせいどりょうこうほう)の交付によって
国際的なメートル法への一本化が決定したことを受け、この記念日が制定されました。
この改正は、日本が工業国として急成長を遂げる中で、
軍事力の強化や工業製品の規格統一を図ることを目的としたものでした。
しかし、古くからの「尺貫法」や「ヤード・ポンド法」に馴染んだ人々による
根強い反対運動が続き、実際にメートル法が完全実施されたのは1959年(昭和34年)、
土地に関する尺貫法が廃止されたのは1966年(昭和41年)まで待つこととなります。
かつて1mの長さの標準は、1879年(明治12年)にフランスで製作された
白金とイリジウムの合金製「メートル原器」が基準となっていました。
しかし、その後の研究で1万分の1mm短くなっていることが確認されたため、
現在はクリプトン元素が真空中において発する光の波長に基づき、より厳格な標準が定められています。
コバヤシ精密工業が手掛ける製品は、実に1,000分の1mm「1ミクロン」という極微の世界で測定されています。
このミクロン単位の公差をクリアした製品は、
最先端の産業を支える基幹部品として生産機器の心臓部へと送り出されます。
コバセイが誇るこの超精密加工は、熟練の技を振るう製造オペレーター、
そのポテンシャルを最大限に引き出す最新鋭の工作機械、
そして「鷹の眼」で微細な差異をも見逃さない検査課ディレクター。
この三者が一体となることで、初めて完成へと至るのです。
▼キタムラ機械 Mycenter-3XD 立型マシニングセンタ

▼画像寸法測定器、3Dスキャナ型三次元測定機

▼検査ディレクター(手元撮影希望)

また弊社では、BSKシステム審査センターを審査機関に迎え、
航空宇宙産業に不可欠な品質マネジメント規格「JISQ9100」を取得しております。
2010年の「はやぶさプロジェクト」への参画以来、
私たちはこの規格の取得を目標に掲げ、品質管理の徹底に心血を注いでまいりました。

一般的に、こうした高度な品質規格を取得する際は、
外部コンサルタントの助言を受けながら管理体制を構築するのが通例です。
しかし弊社は、長年培ってきた独自の管理技術と、社員自らが主導する徹底した体制改善により、
外部の力を借りることなく独力で規格取得に成功しました。
これにより2016年、航空宇宙業界への本格参入を果たしたのです。
自らの実力で勝ち取ったJISQ認証を誇りに、これからもさらなる品質管理体制の向上に邁進してまいります。
4月11日はガッツポーズの日でもあります。
1974年のこの日、ボクシングのガッツ石松選手が世界王座防衛戦でKO勝利を収め、
両手を挙げて喜びを表現した姿を記者が「ガッツポーズ」と命名し、
この言葉が広く認知されるきっかけとなったことに由来します。
